2004年度

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 欧米文化履修モデル

概要

イギリスやフランスやドイツなどのヨーロッパ先進国とアメリカ合衆国は,長い間,「国」という単位で,特に国民国家という理念のもと に,成長・発展を遂げ,それぞれ独自の歴史を築いてきました。そして近年,ヨーロッパでは,ソ連の崩壊,東西ドイツの統合の後,壮大なヨーロッパ統合 (EU)の時代を迎えています。一方アメリカ合衆国は,もともと多民族からなる国家ですが,建国以来,近代的な意味での一つの国民国家を目指してきたとい う点で,複雑な特質と諸問題を抱え込んでいます。各国の持つ独自の文化と超国家的統合理念のはざまで苦悩するヨーロッパとそれとは異なる文化的特徴を持つ アメリカ――双方の構造的本質に迫りそれを的確に把握しようとすることが本履修モデルの目指すところです。これまでの地域別の学習に加えて,地域横断的な 主題別の学習を通して,欧米の文化研究が行えるようにカリキュラムを編成してあります。本履修モデルが同時に目指すもう一つの目標は言葉の学習です。言葉 の学習は,文化理解,人間相互理解の核として不可欠であり,言語の能力は文化研究の基盤だからです。自分の最も興味のある地域の言葉,すなわち英語,フラ ンス語,ドイツ語という欧米の主要言語を自由に駆使できるよう努力してください。外国語の高い能力は社会に出てからもきっと役に立つでしょう。 

 

教官

   専門科目担当教官氏名         主要担当科目

  • 浅野 和生(助教授)         西洋美術史概論
  • 岩淵 邦子(教授)          ヨーロッパ言語文化購読(フランス)
  • 大澤 秀介(教授)          インターネットと文化
  • 大橋 秀子(非常勤講師)        ジェンダーと社会
  • 尾崎 俊介(助教授)         英米言語文化研究
  • 黒川 知文(助教授)         西洋史特論
  • 小泉 直(教授)          英語学概説
  • 佐藤 彰(教授)           欧米生活文化購読
  • 渋谷 克美(教授)          倫理学の諸問題
  • 田村 健一(教授)         歴史言語学
  • 高木 真理子(非常勤講師)      外国史概説(アメリカ史)
  • 久田 晴則(非常勤講師)         イギリス文化史
  • 中川,ジェーン(助教授)         英文作法演習
  • 沼田 隆(教授)           西洋思想史
  • フレス,アントワーヌ(助教授)    仏語コミュニケーション演習
  • マッキンドー,アンガス(非常勤講師) 英文作法演習
  • マ イヤー,オリバー(外国人教師)   独語コミュニケーション演習
  • 見崎 恵子(教授)          ジェンダーと文化
  • 南 守夫(教授)            ヨーロッパ現代史
  • 南 隆太(助教授)           英米文化研究
  • ロビンズ,アントニー (教授)    英語コミュニケーション演習
  • 安武 知子(教授)          言語とジェンダー
  • 山中 哲夫(教授)          ヨーロッパ言語文化購読(フランス)